ミリオンダラー・ベイビー  
        
★★★★★★☆☆☆☆
 



ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]


When? 2009.03.27

Where? DVD



スタッフ

監督,音楽・・・クリント・イーストウッド
原作・・・・・・F・X・トゥール/短編集『Rope Burns:Stories From the Corner』
製作総指揮・・ロバート・ロレンツ、ゲイリー・ルチェッシ
製作・・・・・ポール・ハギス、トム・ローゼンバーグ,アルバート・S・ルディ
脚本・・・・・ポール・ハギス
撮影・・・・・トム・シュテルン
編集・・・・・ジョエル・コックス
配給・・・・・ワーナー・ブラザーズ(松竹)
製作年度・・・2004年
公開・・・・・2004年12月15日(2005年5月28日)
上映時間・・・133分
製作国・・・・アメリカ合衆国
言語・・・・・英語、アイルランド語
制作費・・・・3000万ドル
興行収入・・・1億ドル(米国外1億1千万ドル,全世界2億1千6百万ドル)
原題・・・・・Million Dollar Baby




キャスト 
        
クリント・イーストウッド・・フランキー・ダン
ヒラリー・スワンク・・・・・マギー・フィッツジェラルド
モーガン・フリーマン・・・・エディ・”スクラップ・アイアン”・デュプリス
アンソニー・マッキー・・・・ショーレル・ベリー
ジェイ・バルチェル・・・・・デンジャー


  

受賞等     

・第77回アカデミー賞
  作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞    
  ノミネート・・・主演男優賞、脚色賞、編集賞(2005年)

・第62回ゴールデン・グローブ
  監督賞、女優賞(ドラマ)           
  ノミネート・・・作品賞(ドラマ部門)、助演男優賞、音楽賞(2004年)

・NY批評家協会賞
  監督賞(2004年)

・第10回放送批評家協会賞
  主演女優賞
  ノミネート・・・監督賞、助演男優賞

  
メモ  
       
・PG-12指定作品
・公開当時75歳であったイーストウッドによる25番目の監督作品
・37日という短い撮影期間
ヒラリー・スワンクは元来運動神経に秀でており、
 水泳でジュニア・オリンピックの選考会に参加するほどであった。
・ボクシング・シーンは非現実的、医療機器の描き方が的確でない。
 =脚色はイーストウッドの「映画的演出」の一環である、との捉え方も。





箇条書き

・最初の「もう2、3試合待て」というフランキーの台詞をすんなりと聞くビッグ・ウィリー。
そこで2人の信頼関係が表れ、フランキーの冷静さ(ビッグ・ウィリーは試合に勝ったのに)がうかがえる。

・エディの教えを受け、次映る時には頬の肉がこけて、顔つきが怖くなっている。でもちゃんと日に日に筋肉がついてマッチョになっていく。かっこいい。そして物語が進むにつれ顔がゴリラっぽくなっていった気がする。

・何故マギーが誕生日に怒ったのかわからない。根気のある我慢強いマギーが、年を聞かれただけで怒るかな?気にしてるのはわかるけど、年をとっている、ということは覚悟の上で練習してるんじゃ?

・マギーがウェイトレスの仕事中、お客さんに料理を持ってきたときにボクシングのステップはやらないだろ。もう少しタイミングが違う。

・ボクシングの説明がわかりやすい。有難い。

・スポーツの場面はやっぱり画面を揺らさねば!揺らしてるほうが迫力がある!

・ボクシングを見てる人たち、凄く楽しそう。殴るなんて怖くないのかなー。

・と、思ったけど、見てたら「脳天にぶち込め!」と思ってる自分がいた。恐ろしいー

・青い女(役名忘れた)が出てくる時点で負けるとわかる。(実際は事故で棄権なのか?)とても恐ろしい音楽を使い過ぎだ。

・入院して舌を噛み切ってから、「正気づくともう1度舌を噛み切る」ってかっこいいな、と思ってしまった。未練など少しもないんだ。

・態度の悪い牧師が最後は優しい、なんてずるい。

・マギーが亡くなった時、脈を測ってた機械が「ピー」って音を立てたら、病院のナースさんとか来るんじゃ?

・少し長ったるい。



感想 

アカデミー賞を取っていて、評判の良い作品」と聞いていたが、うん。
良い。けど、なんだかなあ、と言う感じ。

スポーツってそれだけでドラマだものね。
フランキーは、ビッグ・ウィリーのこともマギーのこともエディのことまですべて背負って一人で生きていくのか、と思うと苦しい。
マギーのように手が届いてもずっとそこにいられないなら、
デンジャーのようにずっと夢見て頑張ってる方が幸せなのかな。

にしてもあの家族は無い。反面教師。

37日という撮影期間の中で、ヒラリー・スワンクは筋肉をつけ、入院シーンでその筋肉を落して痩せた(やつれた)んだと思うと映画には体力が第一だな、と思う。

モーガン・フリーマンがよかったです。
ショーシャンクの空に」でも良かったです。

良いけど何だか好きでは無い作品でした。




Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC

Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id321698/