PLASTIC CITY プラスティック・シティ

★★★★★☆☆☆☆☆

PLASTIC CITY プラスティック・シティ [DVD]

PLASTIC CITY プラスティック・シティ [DVD]


When?

Where? シルバー劇場



スタッフ

監督・・・ユー・リクウァイ
脚本・・・フー・リクウァイ、フェルナンド・ボナシ
プロデューサー・・ジャ・ジャンクー
撮影監督・・・・・ライ・イウファイ
音楽・・・フェルナンド・コロナ、半野喜弘
配給・・・ピターズ・エンド
公開・・・2008年
上映時間・・・・・95分
国・・・・中国、香港、ブラジル、日本合作



キャスト

オダギリジョー・・・・キリン
アンソニー・ウォン・・ユダ
チェン・チャオロン・・ミスター台湾
ホァン・イー・・・・・オチョ
タイナ・ミューレル・・リタ



受賞歴等

・第65回ヴェネチア国際映画祭
  コンペティション部門正式出品




感想

わからない!ストーリーがわからない!
親子では無いけれど、親子愛ちっくなものを描きたかったのか?
他人の愛?

仕事を辞めてキリンと一緒になるつもりだったリタはどこへいったのだろう?
どうしてキリンはホームレスになっているの?
ユダがキリンの両親を殺したの?
だからキリンに殺して欲しくて、刀をキリンに持たせて自分で自分のお腹を刺したの?
わーかーらーなーいっ!

でも映像は好きだった。
雲を赤く加工する、とか。一部を赤くするのは素敵。

音楽も悪くない。
地震が起きてるように感じる、低い音が良い。
何で出してるんだろう?

ただ他の組と決闘のシーンは「プラスティック・シティ(人工的な街)」
がタイトルなんだから、街中で戦った方が良いと思ったよ。

あと、決闘が終わって切られた腕を見て
「たみおー!」(だったはず)と叫ぶけど、たみおって誰だ?
たみおって呼んだことあったっけ?
わざとわからなくしてたの?

2時間以上上映している感覚だった!
長く感じる!

雰囲気とかは嫌いじゃない。オダジョーも良かった。刺青が良い。
けれどストーリーがわからず、結局何だったのか丸でわからなかった。
わからないあたしの頭があほなのかなあ?




Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id331469/

公式サイト
http://www.plasticcity.jp/

禁じられた遊び

★★★★★★★★☆☆


禁じられた遊び [DVD]

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When?

Where? DVD



スタッフ

監督・・・・ルネ・クレマン
原作・・・・フランソワ・ボワイエ
脚本・・・・ジャン・オーランシュピエール・ボストルネ・クレマン
音楽・・・・ナルシソ・イエペス
撮影・・・・ロベール・ジュイヤール
セット・・・ポール・ベルトラン
上映時間・・87分
公開・・・・1952年
製作国・・・フランス
配給・・・・東和




キャスト

ブリジット・フォッセー・・・・ポレット
ジョルジュ・プージュリー・・・ミシェル・ドレ
リュシアン・ユベール・・・ミシェルの父
ジュザンヌ・クールタル・・ミシェルの母
ジャック・マラン・・・・・ジョルジュ・ドレ(ミシェルの兄)
ロランス・バディー・・・・ベルテ・ドレ(ミシェルの姉)
アメデー・・・・・・・・・フランシス(ベルテの恋人)



受賞歴等

・1952年アカデミー賞 
名誉賞(後の最優秀外国映画賞)

・1952年ヴェネチア国際映画祭 
サン・マルコ金獅子賞

・1952年NY批評家協会賞 
外国映画賞




メモ

・画は白黒。

・撮影にお金を使いすぎてしまい無くなってしまった為、全編を通してギター一本で演奏し、名曲『愛のロマンス』が生まれた。





感想


Yahoo!映画のレビューには「反戦映画だ」と多く書かれていたが、
あたしには恋愛映画に見えた。

最初はわがままな幼い女の子(ポーレット)と、頼れて手を引いていってくれる男の子(ミシェル)。
ポーレットには、ミシェルしかいないのだ。
ミシェルはポーレットに喜んで欲しくて、なんでもしてしまう。
2人は2人で生きていくのだ、と寂しくなり、時々キュンとしながら見ていた。

でも警察がミシェルを迎えに来た時に思った。
これもいつか、思い出になってしまうのだ、と。
2人はずっと2人でいたかった。
けれど、例え警察が来なくとも、生きていく上でいつかすれ違い、2人は離れてしまうのだ。
ポーレットは肉親がいない寂しさにぶつかり、
独りで乗り越えなければならない。
でないと、ポーレットはいつかミシェルの重荷になるだろう。
そうしたら2人で潰れてしまう。

2人は幸せになれない、それは戦争の所為。

そんな風に解釈していたが、なんだか甘かった気がする。
戦争がおまけのように見えた。
レビューの1つに、

「十字架を盗むことが善か悪かわからない。それは兵隊と同じ」

というような文章があった。
私は戦争から一番遠い所に生きている気がした。
まあ今の日本に生きていれば、戦争はニュースの世界の話だけれど。

ポーレットはいつか、戦争を憎み、ミシェルをも憎むのだろうか。

最初はポーレットの犬が死んでも、
「他の犬をあげるよ」とミシェルに言われるとすぐに犬を捨ててしまう。
戦争と同じ「使い捨て」を表しているのかな?
その後も命がゲーム扱いだもんなあ

凄い映画だ。





Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%81%E3%81%98%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E9%81%8A%E3%81%B3

Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id6098/

goo映画
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD14217/